貧困は人格の欠如なのか?ルトガー・ブレグマンのスピーチからお金について考える

 

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どうも、貧乏になるなら借金して快適に暮らしたい@ぎゅうにくです。

 

貧困。

 

これは遠いけど近くにいる、そんなワードだと思います。少なくとも裕福よりは少し身近に感じるワードではないでしょうか。

 

なぜなら日本には戦時中「ぜいたくは敵だ!」という言葉があり、お金を持ってはいけない精神、貯金して使わない精神が今も心に沁みついているからです。

 

関連記事→貯金はリスク!?ホリエモンから学ぶ絶対に知っておきたい貯金がもたらす3大リスク – モーモーコイン

 

しかし、わたしはこう断言します。

 

「貧乏は敵だ!ぜいたくしようぜ!」と。

 

本日は貧困についてルトガー・ブレグマンという歴史家のスピーチをもとにお話していきます。

 

 

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貧困は人格の欠如でなく金銭の欠如

 

www.ted.com

 

これは、ルドガー・ブレグマンという歴史家の有名なスピーチです。

 

動画の内容をすべて字でおこしているサイトもあるので、出先で時間のない方は

こちらのサイトをご覧ください。

 

15分と長めなので三行でザックリまとめます。

 

  • 貧困で能力が低下する
  • 貧困はお金で撲滅できる
  • 貧困と無縁の世界になり生産性があがる

 

この三行でまとめた内容を軸に話を進めていきます。

 

 貧困で能力が低下する

動画内でイギリスの元首相サッチャーは「貧乏は性格上の欠陥だ」と述べています。貧乏人は人格に欠陥が貧乏人になる。とのことです。

いや、サッチャーさんキツすぎるでしょ。口げんかしたら泣く自信があります。

 

ですがブレグマンはそうではないと述べている。スピーチ中でとても面白い実験があります。

 

 調査対象は サトウキビ農家でした 。なんと実は サトウキビ農家では 1年の収入の60%を 一回で一度に回収するのです 。収穫の直後にです 。

 

つまり 一年の中で 比較的 貧乏な時期と 裕福な時期とがあるのです 。

 

研究チームは農家の人々に知能テストを 収穫の前と後に受けてもらいました 〜中略〜 収穫前の成績は収穫後よりも ずっと低かったのです 。

 

貧困生活の影響は 知能指数が14下がるのと 同じことであると判明しました 。分かりやすく言えば 一晩徹夜した後の状態や アルコール依存のようなものです。

ルトガー・ブレグマン: 貧困は「人格の欠如」ではなく「金銭の欠乏」である (TED) – Yahoo!ニュースより引用

 

ようするに貧乏になるとバカになるわけです。

 

「IQ14ポイントってたいしたことなくね?」って思うかもしれませんが、こちらをご覧ください。

知能段階  ウェクスラー式IQ   この段階の割合

IQ130以上 非常に優れている     2.2%

IQ120-129  優れている         6.7%

IQ110-119   平均の上                    16.1%

IQ90-109  平均                           50%

IQ81-89    平均の下         16.1%

IQ70-80    境界線          6.7%

IQ69以下  知的障害(認知症を含む) 2.2%

知能指数 – Wikipediaより引用

 

貧乏になるだけで知能指数が二段階も下がってしまうわけです。なんてこったい。

 

さらに貧乏だと長期的な思考ができなくなってしまうのです。

 

これは身をもって実証済み!ある月に貯金残高が2ケタになったことがあるのですが、もうお金のことしか考えられませんでした。

 

あの時はモッピーとかポイントサイトでクレジットカードを量産しまくったなぁ(遠い目)。

 

おかげで30枚くらいクレジットカード持ってますよ。一気に作らないで月をばらけさせるのがコツです。

 

貧乏になるとお金もない。あたまも悪くなる。と、いいことがまったくないです。皆無。

 

これを受けて、ブレグマンは貧乏を撲滅させようと考えます。そこで考えられた方法はとてもシンプルでした。

 

 貧困はお金で撲滅できる

貧困を撲滅する方法はシンプルです。

 

貧乏な人に直接お金を配ればいいんです。

 

身も蓋もない!

 

お金がないから生活に困って判断能力がにぶり犯罪・過剰な飲酒、喫煙・借金をしてしまうわけですな。THE・負のスパイラル。

 

これは引用元では「欠乏の心理」と呼ばれております。

 

人は不足を認識したとき行動が変わるのだそうです。何が不足しているかは関係ありません。時間 お金 食べ物など、どれでも同じです。

皆さん誰もが経験しているはず。やることが多すぎるとか、昼休みを遅らせたせいで血糖値がガクッと落ちたときとか、目の前の不足以外のものは 見えなくなってしまいます。

例えば、今すぐ食べたいサンドイッチ。5分後に迫る会議。 明日払わなければいけない請求書などです。こうなると、先を見て考える力が 麻痺してしまいます。

ルトガー・ブレグマン: 貧困は「人格の欠如」ではなく「金銭の欠乏」である (TED) – Yahoo!ニュースより引用

 

この心理におちいってしまうのはなぜか?お金がないからです。

 

じゃあお金がない人を裕福にするにはどうすればいいか?お金を配ればいいんです。

 

寄付もモノじゃなくてカネにすればいいんですよ。ワクチンなどのモノや教育などの環境を変わるのではなくお金を配ればいいんです。

 

リポビタンDを配られたり、学校のカリキュラムを充実させられるより現金100万もらったほうが役に立つし嬉しいですよね。

 

これは「基礎所得保障(ベーシックインカム)」と呼ばれており、無条件で一定額のお金を給付する制度です。

 

左翼的思考だと批判する人もいますが、実はすでに実験は行われています。

 

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ベーシックインカムの実験結果

そして実験の結果はというと、大成功でした。

 

1974年、カナダのドーファンという街で無条件に金銭を配布したところ、数年で貧困は撲滅されたのです。

 

入院率は減り、教育は充実、家庭内暴力も減少、子どもの成績もアップといいことずくし。お金、やっぱり最高やな!

 

また、ベーシックインカムを試験的に導入してみようという国もあります。

 

www.newsweekjapan.jp

国としての本格的な導入はいままでなく、注目度の高さがわかりますね!

 

こちらの記事にもありますが、ベーシックインカムがあれば社会保障制度がシンプルになるので良い結果を期待しています。

貧困と無縁の世界になり生産性があがる

貧困が撲滅されることで、仕事の価値は給料ではなく周りに広げる幸せや周りに与える意義になります。

 

本当はやりたいことやなりたい職業があるはず。しかし、給料を理由に夢を諦めた人は多いのではないでしょうか。

 

もちろん、お金はあるんで働きたくない人は働かなくていいんです。というか働かないでください。

 

いやいや仕事する人はさっさと仕事を辞めましょう。

 

そうすれば、その仕事を好きで好きで仕方がない人だけが残り生産性は爆上げされます。人口の40%がニートになる可能性もありますが、現代をはるかに越える生産性を叩き出すでしょう。

 

ベーシックインカムについては2ちゃんねるの管理人であるひろゆき氏や漫画「市場クロガネは稼ぎたい」でも語られています。

 

まだまだ知らない人は多いですが、じわじわと認知は広がっているのではないでしょうか。

 

お金はすべてを解決する、素晴らしいツールです。日本人はお金を汚いものと毛嫌いする傾向にありますが、認識を改めるべきですよ。

おわりに

で、ここまで来てなにが言いたいかというと。

 

 

お金、マジ最高。

 

日本人はお金を毛嫌いしますが、この風潮が大嫌いです。

 

そんなにお金がきらいなら全部わたしにください。経済まわしますよ。

 

お金もそんな人のところにいたくないはずです。

 

ほんとにお金くんかわいそう!この鬼!ばーかばーか!お金くれ!(IQの低下)

 

お金が好きなのはあたりまえ。周りにあわせなくていいんですよ。

 

誰に恥じることなく言いましょう「わたしはお金がだいすきです。文句あるか!」ってね!

 

 

今日はここまで!

 

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